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経験と出会いこそが宝

月に一回、平和台の老人介護施設で

『どれみの時間』の講師をさせていただいてます。

      

『どれみの時間』はつまり、音楽のような~レクレーションのような~、

楽しければ何でもアリ!?の30分のプログラムです。(3フロアを回り、利用者さんの状態に合わせて少しずつ内容を変え三回行うのです)

 

具体的には、季節の歌を歌ったり、音源に合わせて体を動かしたり、可能なフロアなら

ハンドベルで簡単な曲を合奏したり、

はたまたゲームや手話を取り入れたり・・・。

 

運動会に見立てて、紅白帽をかぶり

玉入れやバトンリレーをやってもらったこともありますし、

そうそう、秋にはお祭りのハンテンを着て

『炭坑節』や『ソーラン節』を歌って

踊ったりもしたなぁ(^^)

はい、ウケそうなら何でもやりますよ~(笑)

いえ冗談ではなく・・・技術があれば、手品とか

落語とかジャグジーとか・・マジにやりたいですもの

 

・・・というわけで今月は『花』をテーマに

ただいま準備の真っ最中なのですが

「花」で、ふと思い出した曲を今日練習してみたところ

何とかなりそうな感じなので、チャレンジすることに

したんです!

 

かなり昔の曲なのでご存知の方は少ないと思うのですが

『白い色は恋人の色』という曲です。

外国の女性二人が、ちょっぴりたどたどしい日本語で

美しいハーモニーを聞かせてくれるこの曲。

一人がギターを弾きながら歌う曲なので、出来れば

ピアノではなくギターで歌いたい。

 

ギター。

 

・・・実は年末に安いアコギを買ってるんです~ふっふっふ

買ったものの、ほとんどインテリアになっていたのですが

ギターに触る良い機会にもなるしってことで(^^)♪

ガンバルゾー

 

ギターは中学でハマったことがあり、

一時はけっこう弾いていました。

それまではピアノばかり弾いていたのですが

ギターを始めたことで『コードネーム』を知り、のちに

エレクトーンを始めると、おおいに役立ちました。

(人生にムダなことは無い!?)

 

大人になってから始めたエレクトーンには

ギター以上にのめり込み、そのまま勢いで

ヤマハの講師になり、今に至るのですが、

講師時代、必要に迫られ

『リズムの打ち込み』に明け暮れたのがきっかけで

ドラムに興味を持ち、何年かレッスンにも通いました。

 

そうして少しドラムが叩けるようになったら

バンドがやってみたくなり(そりゃそうでしょう)、『女性バンドメンバー求む』の

ポスターを見て応募。


ところがそのバンドでは、すでにドラムさんがいて

『必要なのはベーシスト』と聞き、じゃあベース・・・

やってみようかな・・・と今度はベースにも手を染めました。

 

う~ん我ながら節操がありません(笑)

 

でも、そのバンドでライブに出たりしているうちに

ボーカルの女の子と知り合い、ピアノ伴奏を頼まれ、

さらに演奏の場が広がりました。

 

ベースにはもちろん『音楽が好き、楽器が好き』という

気持ちがあるからなのですが、今までやってみた楽器は

どれも、それぞれの難しさと魅力があり、そのたびに

違った景色を見ることが出来ました。

 

そして、そこには必ずたくさんの出逢いが

待っていてくれたのです。

 

出会いが出会いを呼び、色んな貴重な経験をも

私にもたらしてくれました。

 

その経験が今の自分を作ってくれてるんだなぁと

つくづく思います。

だからきっとこれからも、目の前に扉が現れたら

躊躇なく、とりあえず開けて、片足を踏み入れずには

いられないんじゃないかなって思います。(^^)

 

さーて明日はどんな一日になるんでしょう。

明日もみんなの笑顔に会えますように・・・